私はかばんを開けて

さっきの教科書を取り出す。

そこには数々の

残酷な言葉。

何で…こんな…

酷い事するの…?

うちが一条くんと

いるから…?

一条くんと関わっちゃ

ダメなの…?

何で…何でよ…

わかんないよ…

私は静かに涙を流した。

泣き疲れてその日の夜は

すぐに眠りについた。