地味で

暗い私なんか

似合わないのは当然。

そう思った。

地味で消極的な私と

明るくて人気者で

積極的な一条くん。

まるで正反対な私達。

私なんかが一条くんの事

好きになったら

迷惑だよね....。

…好きになる前に

もう一条くんと

関わるのはやめよう...。

私はそう決心して

体育館裏を出て

校門を出た。




「岡田っ…!」