ついてすぐ、おどろいた。

「祐太くん…」

夏希のカレシの祐太くんがいた。

「おばさん…」

「あ、お母さんですね。こちらにどうぞ」

「俺、会ったんで。おばさん、行ってきてください。」

「えぇ…」

でも、もっと驚いた。

夏希がいたのは、病室ではなく、霊安室だった。