『ハァァァァァァ!!!???』


教室に結羽の叫び声が響き渡る。

『なんで!!?』


『いや、毎年、夜に届けに来るけど?』

『夜?なんで?ドウシテ?』

『結羽うるさい。
それはいろいろあんの。』

『どうせおまえが、ずっと部活で忙しいとか、そんなことばっかり言うからだろ』

『さ、さぁー。
ま、それより今日は部活休みだし、とっとと帰ろ。』

席をたって荷物を持つ俺をまだ、納得のいかない顔で見てくる