『えー誰だよそいつー』

『ほんとだよな!林さんほんとに好きなわけ?なんかいわれたとかじゃなく???』

『……』


『あ、ほら、黙る!なんかいわれたんだろ?!』


……まったくこいつらは…

私が言い返してやろうって思ったときだった


『なんにもしらないのに……そんなこと言わないでっ!!!!
……ひおりが好きになったんだもん…
……優しくしてくれるもん……

……ひおりの好きな人のこと悪く言わないでっ!!!!』


そんなひおりの言葉を聞いて
今まで騒いでいたみんなも諦めたみたいに席に戻っていく。

『ひおりやるじゃん』


『……美妃ちゃん。
ありがとう』


『ううん。
きょうは病院いくの?』


『……うんっ!//』


『そっか!
樹や桜ちゃんにもよろしくね』


名前をだすとさらに嬉しそうな顔をしながら
ひおりもせきにもどっていった