豹side

放課後、忘れ物してとりに学校に戻ってきたら。。

教室にれおがいた。

1人でなにしてるんだ?

教室に入ろうとした瞬間。

歌が聞こえてきた。

なんだ?

れおがうたってるのか?

ビックリするくらいうまい。
綺麗な高音で全てを包み込んでる。

まっすぐ、胸に突き刺さるような、
楽しそうに、歌が好きで仕方がないような。

れおの音はそんな唄だった。

そのとき、思ったんだ。

おれはれおが好きなんだ。

このモヤモヤした気持ちも、
今すぐ触れたい気持ちも
気づけば見つめてることも、
話しかけて、からかいたくなることも
全部、
れおが好きだからなんだ。