_________________


ピピピピピピピピピピピピッー



・・・うるさいなぁ・・・


ピピピピピピピピピピピピッー


・・・・・・後もぉすこしだけ・・・・・



ピピピピピピピピピピピピピッー


バンッ


勢いよく部屋の扉が開いた。





「華ッッ!!!!!!いつまで寝てるの!!!!!!
さっさと起きなさい!!!!!今日、始業式でしょーが!!!!!!」


がばッ



「やっばー!!!!髪、髪!!!ちゃんとセットしなきゃ!!!!!!」



「ったくもー!!!!!!後30分で家でないといけないのよ?


髪のセットしてるばあい??」




「ッそ、そんな事いったってッ」


・・・か、髪は女の命なんですッ!!!!!!!





「・・・よしッ!!!完璧☆」


今日はいつも以上に上手く巻けた感じ♪



「髪さえ出来ればあとは簡単・・・」


ただいまの時刻、AM8:16分


「ッうっそー!!!!!!!あ、後14分ッ?!」




学校の登校時間は8時30分。


家から学校までが、あるいて15分、


走って10分・・・・・・・・・ってことは・・




あ、後、4分で家でなきゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!



私は、急いで制服を着た。




そして、食パンを咥えながら家を出た。


「いッ、いってひまーふッ」




こんな私だけど、実は、足の速さだけは


誰にも負けません♪なんてったって、


中学の頃、県大会で1位ですよ?


それってすごくないですか?




「よ、よ~~~ひ!!!!!全力で行くぜ!!!!!!!!!」



ッビュ~ン!!!!!!!