「…みんな繋いだ見たいだね。
それでは!いざ、異次元の世界へ!準備はいいですか?」


アタシはゴクリ、と生唾を飲んだ。


「…何、ビビってんだよ」

「ビビってなんか…!」

「じゃ、これは何だよ」


賢也はアタシと繋いでいる方の手を軽く上に上げた。