あっという間に月日は流れた。
あれから特に何の問題もなく、魔法堂にも行っていない。
そして今日は、7月5日。パーティー当日だ。

賢也には、6時50分にアタシの家に集合と伝えてあった。
そして家の時計が6時50分になった時、のチャイムが鳴った。
アタシはゆっくりとドアを開けた。


「よっ!」


賢也がラフな恰好で、アタシを待っていた。