「う~ん…。何故かって聞かれると、困るんだけど…」


ジェームスさんは苦笑した。


「とりあえず、分かるんだ。君達の事はもう殆ど知ってるしね」

『答えになって無いんですけど…』


アタシが一人、心の中で愚痴ってると、ジェームスさんが口を開いた。


「答えになってないって?まあ、その内解るよ」


ジェームスさんはニコリと笑った。