「お母さん…」

「ん?」

「もし、死んだら…、アタシが死んじゃったら…、どうする…?」

「どうしたの、突然。悲しむに決まってるじゃない。縁起の無い事言わないの!」

「はーい…」


―ガチャ…、パタン。

力無くドアを閉めた。