「珠璃…。ここどこだよ…?」
「え?なに…が…?!」
賢也に言われて、辺りを見渡す。
真っ暗闇で、何の明かりもなかった。
「もしもし?珠璃?どうかした?」
「何か…。迷っちゃいました…。」
「迷っ…?!階段すぐあったでしょ?どこでどう…?」
「ジュノに着いてったんです。」
「ジュノ?何言ってるの?ジュノならここに居るけど。」
「え…?!」
ジェームスさんの言葉に、アタシは固まった。
「じゃあ、アタシ達が見ていたジュノって…?!」
「とりあえず、今どこに居るの?迎えに行くから、場所言って?」
「それが…。」
再度、辺りを見渡す。
景色に変わりはなかった。
「分からないんです。真っ暗で…。」
「どの道来たか分かる?」
「えと…。賢也、何かなかった?」
「木の馬鹿でけぇ扉通って来たけど…。」
「……だそうです。」
「木の大きな扉…?そんなモノ、ここにはないけど。」
「え…?」
全身の血の気が引いた。
―フフフ…。
「え?なに…が…?!」
賢也に言われて、辺りを見渡す。
真っ暗闇で、何の明かりもなかった。
「もしもし?珠璃?どうかした?」
「何か…。迷っちゃいました…。」
「迷っ…?!階段すぐあったでしょ?どこでどう…?」
「ジュノに着いてったんです。」
「ジュノ?何言ってるの?ジュノならここに居るけど。」
「え…?!」
ジェームスさんの言葉に、アタシは固まった。
「じゃあ、アタシ達が見ていたジュノって…?!」
「とりあえず、今どこに居るの?迎えに行くから、場所言って?」
「それが…。」
再度、辺りを見渡す。
景色に変わりはなかった。
「分からないんです。真っ暗で…。」
「どの道来たか分かる?」
「えと…。賢也、何かなかった?」
「木の馬鹿でけぇ扉通って来たけど…。」
「……だそうです。」
「木の大きな扉…?そんなモノ、ここにはないけど。」
「え…?」
全身の血の気が引いた。
―フフフ…。