「だろ?無理そうでも、駄目元ででもやれば、出来る時だってあるんだよ。」
「和樹、助かるかな…?」
「無理でも、俺らが何とかするんだ。」
「…分かった。」
「うしっ!じゃあ、明日からな?今日はもう夜だし、疲れてるだろうから…。」
いつの間にか、窓からは月が見えた。
「うん…。分かった。」
「じゃ、おやすみ。」
俺は、自分のベットに寝転がって、眠りについた。











この時は
もうすでに
次の牙が
俺達に向いていたなんて
俺達はまだ
知らなかった…