「……え…?何…言ってんだよ…?嘘…だろ…?」
「嘘じゃない…。まだ殺されてはないけど、狙われてる…。」
アタシが話し終えると、和樹は放心状態になった。
「今の手も、危なかったと思う。大輝君が気が付かなかったら、アタシはそのまま夢を見て、和樹は既に死んでたかも…。」
「僕が…?」
アタシの話を聞いて、大輝君が驚いた表情をした。
「うん。」
「大輝、サンキュー…。」
和樹は照れ臭そうに言った。
「当たり前じゃん!僕のパートナーだもん!」
「大輝君…。和樹の側に居てもらってもいいかな…?誰か側に居ないと…。」
「いいよっ☆」
「ありがとう!…じゃあ、アタシ達はこれで…。何かあったら、すぐにアタシ達に知らせてね?」
「了解しましたっ♪」
「じゃあ、よろしくね。」
「はーい!」
大輝君に和樹を任せ、アタシ達は、和樹の部屋を後にした。