「珠璃!うわっ!大丈夫か?!」
部屋に戻る途中で賢也に会った。
「賢也!」
「誰だよ、これ?」
「葉奈!」
「葉奈?んな奴居たか?」
「そんな事どうでもいいの!早く手伝って!怪我してるの!」
「わ…、分かった!」
賢也が葉奈を背負った。
「早くジェームスさんに看てもらわなきゃ…!死んじゃう…!急いでっ!」
「おうっ…!」
アタシ達は部屋まで走った。