「だっ、ダニエル!また立ち聞きしてたの?!」
声の主はダニエルだった。
「誰が立ち聞きなんかするかよ。うるさいから注意しに来ただけだ。近所迷惑なんだよ、泣き虫。」
「人の事泣き虫、泣き虫言わないでよ!」
「人の事人殺し、人殺しっつってたのはどこのどいつだよ。」
「ううっ…!」
「えっとー…。たしか、この部屋だったよなー?名前なんだっけ?数珠…?いやいや、砂利…?あっ!思い出した!珠璃だ!…ん?貴女、珠璃ですよね?」
「うっ…、うるさい!!!」
「だから珠璃が1番うるさいんだって。」
「もうっ!出てって…!」
アタシがダニエルを部屋から追い出そうとした時。
―…ノロ…ザザッ!…ッテ…ヤ…ル…。
「え?だ…、誰…?」
「珠璃も聞こえたか?」
「ダニエルも?…賢也はっ?!」
「…微かにだけど、聞こえた。」
「呪って…やる…。」
「古いテープみたいな雑音が入ってたな…。」
「誰だ…?」
一瞬にして血の気が引くのが分かった。
「俺、ジェームスさん呼びに行ってくる!」
賢也が急いで部屋を飛び出した。
声の主はダニエルだった。
「誰が立ち聞きなんかするかよ。うるさいから注意しに来ただけだ。近所迷惑なんだよ、泣き虫。」
「人の事泣き虫、泣き虫言わないでよ!」
「人の事人殺し、人殺しっつってたのはどこのどいつだよ。」
「ううっ…!」
「えっとー…。たしか、この部屋だったよなー?名前なんだっけ?数珠…?いやいや、砂利…?あっ!思い出した!珠璃だ!…ん?貴女、珠璃ですよね?」
「うっ…、うるさい!!!」
「だから珠璃が1番うるさいんだって。」
「もうっ!出てって…!」
アタシがダニエルを部屋から追い出そうとした時。
―…ノロ…ザザッ!…ッテ…ヤ…ル…。
「え?だ…、誰…?」
「珠璃も聞こえたか?」
「ダニエルも?…賢也はっ?!」
「…微かにだけど、聞こえた。」
「呪って…やる…。」
「古いテープみたいな雑音が入ってたな…。」
「誰だ…?」
一瞬にして血の気が引くのが分かった。
「俺、ジェームスさん呼びに行ってくる!」
賢也が急いで部屋を飛び出した。