「…て…めぇ…!何…しや…が…る…?!」
どうやら男性は胸を撃たれたようだ。苦しそうに、痛そうにそこから流れ出るモノを手で止めようとした。
「…ハァッ…!ハァッ…!ハァッ…!」
男性の額には大量の汗が出ていて、この場にはそぐわない程キラキラしてて、綺麗だった。
「ハァッ…!…うっ!…あぁ……!」
―ドサッ!
男性は床に崩れ落ちるように倒れた。アタシは男性に歩み寄った。