部屋に着くなり、珠璃が泣き出した。
「泣くな…。」
「千尋さんっ…!」
「大丈夫だ…。」
「大丈夫だって…。あの音…。」
「…。」
「賢也…!」
「なぁ、珠璃…。」
「何…?」
「本当に夢に出てきた人って千尋さんなのか…?」
「うん…。間違いない…。」
「そうか…。」
「賢也…。アタシ、千尋さんの所行きたい…。」
「は?!何言って!?」
「無事かどうか見たいの。」
「もし無事じゃなかったらどうするんだよ。…死体…見ることになるぜ?」
思わず、『死体』を口ごもってしまった。
「泣くな…。」
「千尋さんっ…!」
「大丈夫だ…。」
「大丈夫だって…。あの音…。」
「…。」
「賢也…!」
「なぁ、珠璃…。」
「何…?」
「本当に夢に出てきた人って千尋さんなのか…?」
「うん…。間違いない…。」
「そうか…。」
「賢也…。アタシ、千尋さんの所行きたい…。」
「は?!何言って!?」
「無事かどうか見たいの。」
「もし無事じゃなかったらどうするんだよ。…死体…見ることになるぜ?」
思わず、『死体』を口ごもってしまった。