本当最悪。

さっさと終わらしちゃお。

作業を進めていくと、急に教室のドアが

開く。

『やっぱり居た。』

立花隼人?

『なんで、あんたがここに?』

『お前が鬼山の所行くのが見えたから。

すげぇ、大量のプリントかかえて。』

あぁ、なるほどね。そういうことか。

『手伝いに来てくれたの?』

案外優しい所あるじゃん。って思ってたら、

『は?手伝いに来たんじゃねーよ。

バカにしに来ただけ。』

何なのよ、それ!少しくらい手伝って

くれたって良いのに!

横目でギロッと睨む。

『何だよ、その何か言いたそうな顔は。』

『何もないです…。』