『痛っ。』

足首に激しい痛みが走る。

思わずその場にうずくまる。

『大丈夫か?』

「結衣?!大丈夫?」

美織も私の顔を覗きこんでくる。

『あ、ちょっと足首捻挫しただけだから、平気だよ!』

美織に笑顔で言う。