俊介は携帯を切られてズボンのポケットにしまった。
「どーする、幼なじみの所に行っちゃうぞ」
俊介はベランダから室内に入って部屋でうずくまってる人物に声をかけた
「蓮」
「っるせー…」
その人物は蓮、そう俊介は蓮の部屋に居るのだ。
「まぁ、惚れた弱みだよな」
「てめーら…っ」
俊介の他にも部屋でくつろいでる和也の姿もあった。
「このままだと、マジでとられるかもよ」
「…」
俊介に少し強く言われて、蓮はベッドにコツンと頭を乗せて考えた。
゛あんたなんか好きにならない!!゛
゛れーん!お昼食べに行こう!゛
゛あははっ、馬鹿じゃないの゛
考えて思い出すのは朱祢の事ばかり…
こんなにも自分は朱祢に夢中になってた事に気づかされた。