携帯を閉じて机の上に置いた。
『竜ちゃん♪明日遊ぼ!』
「はがっ!お前、風邪だろ!」
『へーき、へーき!』
竜ちゃんの前でガッツポーズをして笑った。
遊べば何かが変わると期待をして竜ちゃんを誘った。
「明日までに治ってたらな」
『わーい♪』
私の無理なお願いを聞いてくれた竜ちゃんに感謝した。
━…バタン
『あ!お母さんお帰りなさい!』
私は下から聞こえたドアの閉まる音に反応して部屋から出て行った。
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