「ジニア」


「はい」


「ナナをここへ呼んできてくれ。大事な話があるとな」



「かしこまりました」

ジニアはそう言い、部屋を出て行った。






それから、数分後。



「イチイ様。失礼します」


「ナナか?入れ」


「はい」


ナナが謙虚気味に入ってくる。