「それにしても李久君ますますリュウに似て来たねー!リュウとは違って超可愛いんだけど!」
李久のホッペをツンツンするユメさん。
「確かにね。寝顔とかめちゃくちゃ似ててビックリだよ」
「あはは、チビリュウ!抱っこしていい?」
「いいよ」
ベビーカーから李久を抱き上げるユメさん。
李久もきゃっきゃっと笑いながら嬉しそう。
「ママー……!あいとがみくのおもちゃ取ったー……ひっく」
泣きながら美久がこっちに走って来た。
こないだ買ったばかりのチェックのワンピースがすでにドロドロ。
「いいじゃん、かしてあげなよ。結翔君もいつもかしてくれるでしょ?」
「やだっ!みくのだもんっ」