「それより、ちょーどいいわ」


「え?」


「郁斗はまた族潰しあるから、お前来い」


「いや、俺もあるんですけど?」


「知らん。来い」




理事長って、何気に強引......?



まぁ、そういうことで俺は急きょ凪の家へ向かった





【黒澤宅】



「じゃーな」


「ちょっ、理事長!?」




俺の叫び声虚しく響いただけ.........


俺の腕の中には凪が苦しそうに眠っている




「凪?」


「ゆ、しん.........?」




起きた!?

コイツ明らかに熱上がってる



はやく部屋行かなきゃだよな




「きょ、ちゃんは?」


「俺に凪預けてもどった」


「ゆーしんがいるの?」


「寝なさい」




まだ喋ろうとする凪をベッドに放り投げた


えーと、必要なものは〜?

熱さまシート、薬、お粥かな




「え、結心つくんの?やめてよ」


「黙って寝とれチビ」




料理はできるの。

鬼神の中で1,2を争う程のうまさなんだぞ


キッチンへ行ってすぐに冷蔵庫を開けた

すると。どーゆーことでしょう