〜凪side〜
バ、バレた...............
バレたくないのに、バレた
「京ちゃぁぁぁぁぁぁぁん」
「凪!?どーした?」
私は、今鬼神の人達の隠し部屋で起きた出来事を、全て話した
いつのまにかそうちゃんも、千尋も、郁斗も聞いていて、
話が終わる頃には永麻も来ていた
「凪は相変わらずバカだね」
「はっ!?」
京ちゃんの言葉に千尋も郁斗も頷いてる
隣でそうちゃんは爆笑だし.........
「それで昼休みくるってわけね?」
「話せなかったこと全部話そうと思って」
隠し事は小さい頃から苦手だし.........
私がうつむきがてらにそう言うと、京ちゃんはため息をついた
「そのぶん、龍王のリスクは高くなる。
危険性だって高まるに違いないよ?」
「だから、交換条件。アイツらのことも話してもらう」
あれは悪い奴とは思えないし、いい奴とも思えない
アイツらの言動しだいだよね
「もーすぐ昼休みスよ!」
「永麻............?」
「俺は、その考え大賛成です!
どんな意見であろうと、俺は凪さんの考えを尊重します!」
永麻は、族に入った頃とは違う綺麗な目をしていた
永麻。色々成長してくれたな
私はゆっくり全体を見回した