ちょっと睨みつけると、パンダ女達は青い顔をして足早に教室を出た
「名前なんだっけ?」
「黒澤、凪............。助けてくれてありがとうございます」
えらく、他人行儀だなー............
「あの、あなたは?」
う...............っ
コイツ、無意識でやってんのか?
それともなんか計算して...............!?
上目遣いをすると、まつげが全部上に向いて、よけい長く見える
肌白いな。血ィ通ってんのかよ
「高坂 結心。ついでに、鬼神総長」
聞かれてもないことを俺は喋ってしまった
壊れたな俺............
「なぎぃーーーーーー!!!!」
「ちっ、千尋っ」
千尋って、矢野 千尋?
龍王の幹部だっけか?
「高坂!うちの凪を汚さないでっ」
「はぁ!?お前なにいってんだよ!?」
矢野ムカつく...............
それより、あのふわふわ............
黒澤 凪って言うんだ............
うん。似合ってる
柊達に教えてやろっと。
「こ、高坂っ」
黒澤 凪が小走りで俺のところにやってきた。
こうみてると小動物見てぇだな。弥生にも似てる...............?
「千尋のことは、気にしないで!いつものことだから!」
「え、あ、おう」
わざわざそれいいにきたのか?
健気............
「おい、キャラ崩壊してるぞ。帰ってこい」
「って.........。聖?いつきたんだよ」
茶色明るいな、おい。
「叶汰が、族ハッキングしたから今から潰しに行くぞ。ほれはよこい」
「いてーよ、自分で歩けるよ!」
聖は俺をなんだと思ってんだよ............
「あっ、高坂の仲間?じゃあ、私は行くね!」
「あ、グランマッシュちゃん」
「「は?」」
───────はっΣ(´□`;)