『痛っ』
あー指切っちゃった…
保健室行こっ! 
「血…出てるじゃん。大丈夫?俺バンソコウ持ってるよ。…ちょっと待ってて!」 
『あっ!うん。』
優君… 
優しいなぁ… 
「五十嵐さん大丈夫?」
隣のグループの真子チャンだ。 
『うん。ありがとう。』
「優君って優しいよね♪なんかカッコイイよね♪」
もしかして、真子チャンも優君が好きなのかなぁ?
『うん♪真子チャンは、優君が好きなの?』
「えっ///エヘヘ//まぁね♪」 
そうなんだぁ… 
なんか、嫌だなぁ。 
アタシの方が好きなのにって思っちゃうょ… 
「五十嵐!ハイこれ!!指出して。」
優君が、バンソコウをしてくれて、凄くドキドキした。 
『…ありがとう。』
「じゃーやろうか。」
なんか、嬉しいな♪ 
優君は、凄く優しいから、意識してしまう。 
きっと、誰にでも優しいから、人気なんだろうなぁ。アタシは、優君の特別にはなれないんだね…