『私のこと⁈な、なぜ?』
何故私のことを考えて、しかも
悲しい顔をするの…
胸が痛む…
『ずっと前から俺はハノンのことを想っていたんだ』
そういうと、ゆっくりと浜辺に座った
右足だけ伸ばして
左足に左手を乗っけていた
ハノンも隣に座った
『あの、ずっとってどのくらい…?』
あってまだ、一週間の1日だから
ずっとの意味がわからないからだ。
『俺が中2のとき影でお前のことをみてた』
『中2???!』
『やっぱり覚えてねぇよなぁ…ハノンはいつも委員会、委員会、勉強、勉強だったから話しかけるタイミングがなくて
影でみるしか出来なかったんだ』
『ご、ごめんない!私…その…あの…』
同じ中学だってことを今日知って
驚きが隠せない…ましてはずっとみていた考えていたとは…思ってもみなかったのです。
『中2の夏にお前と同じ高校に行きたくてずっと勉強して今お前と同じ高校で、同じクラスで隣の席』
ハノンの心拍数はもう落ち着くことはできない
『俺はもう嬉しくて、毎日お前に話しかけてた…でも、ハノンにとっては迷惑だったみたいでな…』
それで毎日…
要約理解できたハノンは
『ごめんなさい!私同じ中学ってことも全く気がつかなくて…あと…私…』
『いいんだよ』
ハノンを落ち着かせるように笑顔で
答えてくれた。
『俺はハノンのことが好きだ!』
『私も春馬君のこと前よりは好きだよ』
『違う…そういう好きじゃない…お前を俺のものにしたいだから付き合ってください』
ザァ~ザァ~
波の音と春馬君の声
いったい私はどうしたらいいの…。