学校が終わっても私はイライラしてる
隣の席の奴のおかげで授業に集中できなかったからだ
そんなときだった…
『今日も一人で帰るんだ寂しぃね俺と一緒に帰るかい?』
春馬椿だった
『話かけないで』
イライラした顔を一生懸命隠したが…
『うわっめっちゃ御機嫌斜めだ!』
誰のせいかな…。
ドン‼︎
『‼︎‼︎‼︎』
いきなり春馬椿の右手が私の目の前に…
後ろ振り向いても左手がある…
これは壁ドン?って………
『な、何よ‼︎どいて!』
『ふぅ~んその様子じゃ壁ドンははじめてかな?』
『はぁ?』
ついに、ハノンは怒りに狂いそうになっている
『顔真っ赤だね…可愛いや』
ドキッ…
嫌いなやつに言われたのに
心臓が…
私ついに心臓病になったのか…
『からかわないで!』
私は春馬椿を、睨んだ
だけど、彼は何故かにやついた…
『また明日な』
そう言って春馬椿は帰って行った。