頭をなにかで叩かれたかんじがした
「いって...」
え...!?またあたし寝ちゃってた。ってゆーか誰だし。叩いたの
後ろに気配かんじる!もしかして!
振り向いてみたらやっぱり永谷くんだった。

やべっ。目合っちゃった
「よっ!」
なにが「よっ!」だよ。人の頭叩いときながら。
「ばーか。百華寝すぎなんだよ。
居眠り厳禁じゃないんですかー?
ちゃんと、夜寝とけ」

なにこいつ。なんか爽やかスマイルでちょー意地悪な言い方してくるし。

って...えっ!?
いま、百華ってよんだ?まだ1回しか話したことないのにあたしの名前覚えてたっ。
それよりも、どんなに仲いい男子からだって呼ばれたことないのに!
永谷くんって、なに?

あたしの考えてた永谷くんから、どんどんかけ離れてくょ。