「行ってきまーす…っ」

私、
市川 美羽は誰もいない家の中に向って言う。

返事がない事に少し寂しい気持ちになった。

いつものことだけど…。

私はいつも1人だ。

今日が特別な日だったとしても…。


あの日から今日までずっとー…。

それはこれから先もずっと変わらないと思っていたー…