七海 「じゃあ??」 ゆな 「じゃ(キーンコーンカーンコーン…)…… いや、何でもない」 チャイムがなり席につく。 授業がはじまる。 でも 私の頭には全く入ってこない… だって… 涼介くんの事を考えてるから。 もう2年前になるよね… あの日の事。 私は絶対忘れない。 いや、絶対忘れてはいけないのだ。