布団をガバッと被せると、窮屈そうに布団から出た。


ベッドに座ってる俺の腰に抱きつく。


この、ひっつき虫め。


「寂しいの?俺ずっとここにいるよ」

「夜ですよ?もう……」

「そうだな。夜10時だな」

「せっかく期待して勝負下着なのに……日向くんのバカァァ!」

「えー!?なんか、すげー大胆な誘い受けたんだけど!!」


襲って下さいってこと…?


そうゆうことで良いんだよな!?


「待ったなしな?」

「はい……日向くん好きぃ〜…」

「俺も華奈好きー」



寝ぼけると大胆になっちゃう華奈に惑わされつつ、強く抱きしめた。


壊しちゃいそう。


だけど華奈は必死に俺にしがみつく。


この時だけは、年下に思えない。



「日向くん……。大好き…」

「俺も……」


年下彼女に相当惚れさせられた。


ズルくて可愛いヤツ。