普段なかなか一緒にいられない俺らだから、こんな時ぐらいはくっついてたい。


華奈が俺の膝にのそのそ入って来る。


マジで癒し………。



「はぁ〜……」

「なしたの?そんな顔して」

「悩み事です」

「彼氏の日向くんが聞いてあげよう!」

「……日向くんと同い年になりたいです。一緒にいれないのヤダ」


現に今、一緒にいるんだけどね。


華奈は嫌みたいで……。


悩んだ顔して頬を膨らませる。


「俺はこれでいいよ」

「なんで?一緒にいられる時間少ないのに?」

「同い年だったら、付き合えてないかもしれないじゃん!俺ら」

「同い年だとしても、日向くんに告白しました」


年下彼女は可愛いけど大変だ。


こんなに近くにいるのに、俺が年上なだけで距離感じちゃうらしい。


気にすることねぇのにな〜。



「日向くん…抱っこ」

「おいで?」


そして、かなりの甘えんぼ。