ちょうどその頃…

「五十嵐さん！」

「…あら、一村さん」

そう、私は嶺緒の彼女に話に来た。

「あの…嶺緒のことなんですが…」

「なにかしら？」

「嶺緒、野球とかで自信なくしかけてて…キャプテンにはお願いしたのですが、嶺緒の事見守ってあげて下さい！」

言ったー…！！

「ふふふ。一村さん。思った通りの人ね
！相手の為だったら自分を犠牲にしてしまう…」

ん？

「え、なんの事でしょう？」

「クスクス…だって、私とあなたは恋敵のはずよ…」

なんだって？

「気づいてたんですか！？私の気持ち」

「ええ…でも心配しないで？」

「え？どういう意味で「後でわかるわ」

そう言い残しで五十嵐さんは何処かにいってしまった…

どういう意味だろう？