ハァッ  ハァッ   ハァッ 

「いききれが・・・・・はんぱないよ・・・・」


おもいっきり走ったら息切れがはんぱない・・・・

職員室まで階段があるよぉ~~

私はなぜか目をつぶっていた・・・・・



あの人のこと・・・・・・・あの香り・・・・・・・想いだしちゃった・・・

「・・・・・消えろ・・・・・」

あの人に最後に言われた言葉・・・・・・・

あの時私なんて・・・・いなければよかったのかな?・・・って


今思うと・・・・バカみたい・・・・私って・・・・




今ではりんちゃんもいるじゃん・・・・

私の大切な親友・・・・・・・・・・でも

あの時みたいに奪われたくない・・・・・

男1人のために友達・・・親友を奪われたくない・・・・


絶対守ってみせる・・・・・・

そのためには恋はしてはいけないんだ・・・


恋は・・・・・・・
私の人生を・・・・・・
           狂わしてしまう。

って!

なに考えてんのよ!!!!!

ボケここ!

「しっかりしなさい!!」


いつのまにか職員室の前にいた・・・・・

「失礼します・・・・って・・・・誰もいないじゃん・・」
もしかして・・・・・すれ違いとか・・・・・

はぃ~~~??  なにそれ~~~



ん??
なんか声が聞こえた・・・・

隣の部屋からだ・・・