やっぱり、傷つけても
綾のことがすき。忘れられない。
前に進みたいのもあるけど、、
他の人は好きになれない。
この、合コンで分かったよ

「おい、聞いてんのか。」
聞いてるよ。
「忘れてないよ…」
「は?」
私の言葉が、予想外だったのか
またしても、大きく目を開く

「忘れられるわけないじゃない!!
大好きだったのに…傷つけたんだもん!
でも、詩織の事も大切だったの!
どうすればいい?どうすればよかったの?あの時の答えが間違ってることも、
今更後悔しても遅いって事もわかってる!!!!!私だけ幸せに?そんなわけないじゃないっ私は…幸せになろうとなんてしてない!」