「シンヤは、どうなるんですか…」

「それは警察次第じゃない?まあ、コソコソ出てくるようなことがあったら、今度は先手を打つけどね」

「そう、ですか…」

「他…って、言っても、俺らよりもそこの男の方が、君のことに関しては答えてくれるだろうけど」



相良さんは星矢さんに視線を向ける。

視線を向けられた星矢さんは、その視線に気づいていないフリをする。




「元々俺ら東都第一もトラブルメーカーに関しては手を打ちたくて、まさかその誘いが西から来るなんて思いもしなかったけどね」

「東を治めてへんのに、東の全面戦争を機に西にまで手を出そうと企てたんやから、しゃーないやろ」

「理由はそれだけか?」

「……ふん」




本当かどうかわからないけど、星矢さんはそっぽを向いてしまった。