「昨日、家に帰ったら母さんに言われたよ。
あの二人を認めて欲しいって、好きにやらせて欲しいと。」





「母さんが.…?」






「あぁ。
大切な人には幸せになってほしいからな
俺にとって、朔也も優那も大切な存在だ」







血も繋がってない義理の親父だから今までなんとも思っていなかったけど初めて家族なんだって思えた






親父にとって俺が大切な存在だと思わなかった







「親父、ありがと」






俺はそう言って優那の待つ場所に帰った