紅葉と出会ってから3日も経つ。

3日前紅葉は、両親を失いただ単に歩っていて

気づけあの茂みの中にいたそうだ。

行く宛もないと言い困っていたので

「僕の所においでよ。」

「え……」

「あ、あの…下心とかじゃないよ…」

「うん。わかってる。いいの?」

「勿論構わないよ。」

「嬉しい…蒼都、ありがと。」

そう言う紅葉の声は、透き通っていて綺麗な声だった。

僕は、ウォルと一緒に紅葉を家まで案内した。

「ここが僕の部屋だよ。ごめん。一人暮らしだから

そんなに物がないんだ。」

「合ったばかりだけど、蒼都っぽい部屋で素敵よ。」

「紅葉。こ、これから…一緒に住むんだからさ…」

「え。ずっと、いていいの?」

「うん。だからさ…家具とか揃えて行こう…」

「えぇ。もちろんよ。蒼都…私嬉しい」

「僕もだよ」

これから…紅葉と一緒に暮らしていくんだね、、、