はてなを浮かべながら廊下を進み、



階段のところまでやってきた。




ほへぇ~…さっきは見る余裕とかなかったんだけど、ここ下が見下ろせるようになってんだ…。



なんか、古代の物見櫓…?


みたいな感覚だよね、ここって。




「…おい、お前等……。


こいつ、神城奈織を俺等帝狼の姫とする。



こいつは俺等幹部が認めた女だ!!


全員何があっても守り抜けっ!!」




…はァァァァァァ!?


約束と違うんだけど!!




「「「「「うっす!!!」」」」


あんたたちも返事なんかしてんじゃないわよ!!