「…まぁ姫の紹介みたいなものですよ。」


後ろから声をかけてきたのは、さっきまで真っ赤だった慎哉だった。




ちぇ、もー復活したか…。


つまんねぇーの。



「………人…集まった。」



廉人の言葉にみんなは頷いて、



「じゃ、行こっか、なーちゃん♪」



私の手を引っ張って、歩き出した。




…ちょっとしか時間経ってないのに、



廊下の雰囲気が違って感じる……。




なんでだろう…??