昨日の今日でまさか同じクラスに転校してくるなんて
思いもしなかった。
「茅野の席は一番後ろの…高橋の隣だ」
「はい」
なに食わぬ顔で私の隣に座るヤンキー…改め茅野くん。
席に座るとすぐこちらに顔を向けられ驚く。
すると軽く笑われた。
「驚きすぎ」
「いや、だって、まさか転校生だなんて」
「まあまさか同じクラスの隣とは思わなかったけど。」
昨日の金髪の怖いイメージがまだ頭に張り付いていて少し怖い。
けど髪は昨日と違って黒い。
髪も切ったのか昨日より短いし
黒髪だと真面目に見えるな。
「フユだよな」
「そうです」
「そっけねーな。昨日話したのに」
「私、いつもこうだけど」
「あー、そういう」
ふーんと頷きながら茅野くんは机に肘をつくと私の頭を指差して笑った。
「髪どめつけてくれてる」
「あ、うん。可愛いから
返そうか?」
「まだつけといてよ」
「…」
なんか借り物をいつまでもつけているのは変な気分だ。
けどキノも似合うっていってくれたし、つけとけとも言われたからなんかつけないわけにもいかないし。
それに
これについて聞きたいこともある。
思いもしなかった。
「茅野の席は一番後ろの…高橋の隣だ」
「はい」
なに食わぬ顔で私の隣に座るヤンキー…改め茅野くん。
席に座るとすぐこちらに顔を向けられ驚く。
すると軽く笑われた。
「驚きすぎ」
「いや、だって、まさか転校生だなんて」
「まあまさか同じクラスの隣とは思わなかったけど。」
昨日の金髪の怖いイメージがまだ頭に張り付いていて少し怖い。
けど髪は昨日と違って黒い。
髪も切ったのか昨日より短いし
黒髪だと真面目に見えるな。
「フユだよな」
「そうです」
「そっけねーな。昨日話したのに」
「私、いつもこうだけど」
「あー、そういう」
ふーんと頷きながら茅野くんは机に肘をつくと私の頭を指差して笑った。
「髪どめつけてくれてる」
「あ、うん。可愛いから
返そうか?」
「まだつけといてよ」
「…」
なんか借り物をいつまでもつけているのは変な気分だ。
けどキノも似合うっていってくれたし、つけとけとも言われたからなんかつけないわけにもいかないし。
それに
これについて聞きたいこともある。