そんな先生に出逢ったのは、入学式の時。



友達できるかな、なんてドキドキしながら教室に向かってたとき


あたし、転んだんだよなぁ。





「大丈夫かよ?こんなに激しく転ぶやつ見るの初めてだわ(笑)」


低い声が聞こえる。


目の前にいたのは顔の整った背の高い男の人だった。



そんな彼は意地悪そうに笑う。



「んもー。。私は痛いんですよ
おもしろそうにしないでください!」


「はははっ。まぁいいから
立ちなよ。ってか、立てるのか?(笑)」




「立てますよ。」



そうはいったけど、

力が入らない。



「あははっ(笑)ほら。」



ほら。そういいながら彼は手を差し伸べてくる



彼のことを睨みながらその手を握る



「馬鹿だなお前(笑)
まぁ、気をつけろよ。」



そういって消えていく彼。