「広樹くん。翔の事ベットまで運んでくれない?」


「おっけ。」


翔を抱きかかえる。



ユリが寝室のドアをあけてくれた。




翔をベッドにおく。



ここでユリと翔は愛し合ってるのか


なんて考えてしまった。



なんてこと考えてるんだ俺は。



考えるのをやめるためにリビングに戻る。



「広樹くん、ありがと」



ソファに座る彼女。



隣に座るくらい許してくれないだろうか。



そう思い隣に座る。



ユリは何も思ってないみたいだ。



そんなに安心して大丈夫か?


俺がこの状況で何もしない男に見えるか?


お前の彼氏は今いないんだぞ。



ユリを見る。



ユリと目が合う。



ユリが俺の目を見てる。







押し倒してやろうか。