「意味がわからないので戻ります 失礼します」 と私は立ち去ろうとすると 「待って、連絡先だけでも教えてよ」 と私の腕を掴みながらいう里崎先輩に 私は無理ですと断るつもりでいたのだが 彼は周りの視線を集めていたのでやむおえず連絡先を交換して 「ありがとう、これからもよろしくね」 とウィンクしてご機嫌な様子で帰っていった 里崎兄妹がこれから私と永遠の関係を大きく揺るがしていくなんて私は思っても見なかった