「優耶クン、ホントにありがとね〜助かったぁ」 「見せてもらったとこがたくさん出ててびっくりしたよ〜」 授業が終わるとすぐに朔と2人でお礼を言った。 「お役にたてたならよかったよ」 「しっかし頭いいね〜」 「ぅん、私数学苦手だから羨ましいよ」 なんて、3人で笑いながら話してたけど、この時はまだ気づいてなかったんだ… 周りの女子が睨み付ける視線を向けていることに…。