朝ごはんもそこそこに家を出た。

「あら、おはよう」

「おはよぉございます」


いつもの道、いつもの挨拶。
そこの角を曲がるといつものよぉに猫が昼寝をしている。
私はその猫を軽く撫でる。

いつもの光景。


「きれいな空だなぁ…」


いつものよぉに空を見上げながら角を曲がる。