私のクラスは1年5組だった

さぁ、友達つくるぞー!
私は気合いをいれて
ドアを開けた

入った瞬間目に入ったのは…

今朝会ったあいつだった

「「あっ!あっー!」」

2人で綺麗にはもってしまった
私がびっくりして固まってると
彼の方から近寄ってきて私の前に立つと

「俺の名前は日向 瞬。
今朝は悪かった、ごめん。
同じクラスだったんだな、」

そう言ってニカッと笑った
私も

「わ、私の名前は日向 結衣
私も今朝はごめん 」

そう言って笑った

「日向!?お前の苗字も日向っつーのか!?」

彼はそう言うと目を輝かせて
私の手を握った

ふ、ぇ?
初めての感覚に心臓がバクバクなってる
自分でも顔が赤くなってるのが分かった
私がコクリとうなずくと、彼は

「まじか!すっげー!
これからよろしくな、結衣!
俺のことも瞬でいいから!」

そう言って私の手を離し、
代わりにとても嬉しそうに微笑んだ

「よ、よろしく、瞬」


ーーこれが瞬と私の出会いだった